今月のHappy*コラム「もうすぐ新年度、教育費について考えてみましょう!」
【Happy*コラム】では、あなたの暮らしにハッピーをもたらすそんなコラムを目指しています。不定期更新ですが、知っ得、納得な「お金」にまつわるマメ知識をご紹介していきます。どうぞお楽しみに♪
― 目 次 ―
■2月3月のテーマ ~「教育費」をあらためて考えてみる~
こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの海老原政子です。
2月は受験シーズン。ということで、今回のコラムは教育費についてです。
本題に入る前に、まずみなさんに“質問”です!
Q1.人生の三大資金ってご存じですか?
いくつおわかりになりましたか?
答えは、
【A1】
1.住宅資金、2.教育資金、3.老後資金
どれもが1千万単位の資金です。
計画的に貯めていかないと一朝一夕には準備するのが難しい金額ですね。
ではさらにひねった質問を…
Q2.三大資金のうち、もっとも計画的に準備できるのはどれ?
計画的……という部分が、ミソです。
答えは、
【A2】
三大資金のどれも、自分の心づもりで計画は立てられるのですが…
やはり、6/3/3というようにわかりやすいのが
2.教育資金
これが答えです。
お子様が誕生したら、その6年後は小学生、さらにその●年後…というように時期が明確に特定されます。
計画的に準備ができる大きな資金。それが“教育費”の正体です。
ではさっそく、本題の<教育費のかけ方&貯め方>に入りましょう。
■その習い事は何のために?(学校外費用)
毎月払いだとあまり意識されませんが、塾や習い事のトータルコストは決して馬鹿にはなりません。もちろん、「いくな!」といっている訳ではありませんが、親の見栄や体験講座を受けて何となくそのまま…の場合には、少し冷静に考えてもいいかもしれません。
実は、幼稚園や小学時代は、教育費を貯める観点からみれば絶好の<貯め時>です。将来、お子様が進路を選択するときに、「大丈夫!好きな道にお進みなさい。」と、親としてその選択肢を狭めたくはないですよね。
☆低金利時代でも、貯められない人にはおススメ(学資保険)
金利を考えると、確かに他の選択肢もあります。
しかし、対象となる子どもが特定されること。解約しにくいことなどを考えると、「なかなか貯金ができない」人には学資保険(かわりとなる低確約返戻金型終身保険などもあります)で貯めるのは結果的によいのではないでしょうか。
ただし、
- どこの保険会社に入るのか
- 積み立てプランをどれにするか
については、よく検討してくださいね。
☆自腹を切って学ぶということ(奨学金)
最終的に、納入期日までに教育資金の準備が整わなかった場合、「借りる」という選択肢があります。
“親”が借りるのか、“当人”が借りるのか、考え方はいろいろです。ただ、たとえ親が借りる場合でも必ず<子どもと相談して>あげて欲しいと思います。
おかねが“ない”ことは決して恥でもなんでもありません。
それよりは、おかねのこともきちんと話し合える親子(夫婦)関係を築くほうがはるかに大切です!
私も、じつは大学一浪組ですが(笑)、挫折の経験もこれまた良かったかなと、いまではそう思います。
何事も人生にムダはありませんね。
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