子どもの習い事を選ぶヒント【Happy*コラム】
こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの海老原政子です。
春は新しいことにチャレンジしたくなる季節。
新年度を節目に、お子さまが習い事をはじめるご家庭があるかもしれません。
頭の中から抜け落ちがちな月謝以外の費用、習い続けるための費用を考えていますか?
習い事をはじめる前に気をつけたいことをまとめましたのでご一読を!
― 目 次 ―
■月謝以外でかかる費用
新年度は新たなことをはじめたくなる時節。
水泳教室や音楽レッスンなど
お子様向けの習い事を中心に
チラシやTVCM等広告が増えています。
体験講座やキャンペーンなどに目を引かれ
習い事を決めてはいませんか?
部活動にも言えることですが
習い事をはじめる際に注意したいのが
月謝以外にかかる費用です。
音楽系であれば
楽器購入費用や弦の張替えなど
メンテナンス費用がかかります。
運動系の習い事も油断できません。
靴やユニフォームなどに
お金がかからなくても、
大会遠征費用など
交通費や宿泊費が案外馬鹿にならない
といったことがあります。
また、学校生活との兼ね合いを
考える必要もあります。
往復する移動時間の確保や
学校の宿題のうえに
これまでの習い事の課題をやりこなせるか
慎重に考えてみてください。
とくに中学や高校入学後は
お子様の生活パターンも変化します。
習い事は学校生活が少し落ち着いてから考える
でもいいかもしれませんよ。
習い事費用は、
一度増やすとなかなか減らせない
ある意味「固定費」に近い支出です。
お子様の学ぶ意欲に
水を差したいわけではありませんが
ある程度の歯止めは必要でしょう。
■習い事を選ぶコツ
兄弟姉妹の多いご家庭では
子の進級に連れ習い事費用が膨らみがちです。
学ぶ意欲は尊重したいものの
他の家計支出とのバランスが
気がかりですよね。
上のお子さんと同じ所に
通わせるのもよいですが、
習い事を探すアンテナを
広げてみてはいかがでしょう?
たとえば、
公民館・カルチャーセンターで行われる講座、
ネット動画を配信しているオンライン講座を
探してみる方法があります。
自治体の広報誌を
こまめにチェックする。
近くの施設窓口を訪ねる。
手間はかかりますが、
公共施設やカルチャーセンターなどは
良質な講座を安価で受講するチャンス!
学習塾を検討しているなら
動画で学べるオンライン講座も
視野に入れたいところ。
コンテンツが充実していて
かつ、通塾が不要になるのため
地方在住のご家庭にとくにおすすめです。
習い事を選ぶ目線を変えるだけで
選択肢が拡がるのではないでしょうか。
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