家計管理妻が夫に対して抱く不満を解消するにはどうすればいいでしょうか?【稼ぎ力・やりくり力・貯蓄力がつくラクラク家計術】
こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの海老原政子です。
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※配信不要の方は末尾をご覧ください。こんばんは。
ファイナンシャルプランナーの海老原です。今日は「父の日」ですね~。
ご実家のお父様、そして、やさしい旦那様に・・・
プレゼントを用意された人も多いのではないでしょうか?最近、健康の話題が多かった我が家では
当たり前ですが、健康でいることの幸せ。
元気に働けることの幸せを味わっているところです。特別な日ではなく、毎日何らかのかたちで
感謝を伝えていきたいなーと
そんな恥ずかしいことをひっそり思っております^^「家族のために頑張っているお父さん、
そんなあなたを私も応援していますよー」とは言え、母の日企画があって
父の日企画がなかった理由にはならず・・・
今さら感、満載ですね(苦笑)さて、本日は、
ブログで予告させていただいたとおり
「夫婦間の家計や節約に対する意識のずれ」
こちらをテーマにお届けしたいと思います。休日の夜のひととき、
ほんの少しお時間をいただければ幸いです^^■家計管理妻が夫に対して抱きがちな不満
家計相談でも日ごろより
「家計管理は、ご主人でも奥様でもどちらでもOKですよー」
とお伝えしておりますが、割合的には
妻が家計管理をしているご家庭が多い気がしています。夫が、「家計のことは妻に任した!」とばかりに
ご自身の確定拠出年金口座ですら妻が運用指図をしている!?
そんな事例もあったりなかったり・・・家計簿をつけること、
ボーナスの預け先を探してきたりするのが苦もなくできて
数字を扱うのがお好きな女性であればいいでしょうが、
やむなく家計を管理している場合、
手間も、ストレスもかかりますよね~!また、共働きの場合、
生活費などは共有管理で、それ以外は互いに個別管理で…
というご家庭が多いのではないでしょうか。ただし、そうなると、
夫口座の預金残高推移を妻はわからないまま
ご自身の資産を管理することに。しっかり者の奥様であるほど
夫はちゃんとしているのかしら??となりますよね。「私にばかり任されても、ねぇ~~」
と妻がのんきな夫に対して不満に思う気持ちもよくわかります。私もFP(ファイナンシャルプランナー)にあるまじき
数字が苦手なタイプですので・・・(爆)でも、結論から言えば、
家計の課題は夫婦の課題であり、ご家族全体の問題です!家族全員の<協力>あっての<成果>だと思います。
誰か一人だけで家計を変えるのは難しく、まして
夫と妻の向いている方向が違えば、
いつまでたってもボーナスで赤字補てん、
貯蓄できない家計から卒業することはできません!こうした意識のずれを早めに解消することが
金銭的にも精神的にもメリットが大きいと私は思っています。■夫と妻の意識のずれは、なぜ起きるのか?
では、夫婦間の家計や節約に対する意識のずれは
なぜ、起きてしまうのでしょう?家計相談をしていて感じることは、
家計収支に関する情報が夫婦どちらかに偏っていること
に起因していることが多いということ。そうしてずれを助長する悪循環のひとつに
話すタイミングや話す内容があります。普段から家計の話ができていないご家庭に
これはありがちなのですが◎家計のトラブル部分や些末な部分のみを
突発的に話題にのせてはいませんか?◎理由を伝えず、やってほしい結果、
できていないことへの不満だけ伝えてはいませんか?相談されたほうは、
全体像が見えないことからとんちんかんな返事になってしまい、
聞いたほうは、その返事にがっかりきて
なおさら家計情報の共有がすすまなくなる。自分一人でがんばろうとやっきになって、
その結果、疲れていつか爆発してしまう…。こうしたケースが少なくないのでは?
詳細な家計簿を作って夫に見せる必要はありませんが
せめてご夫婦で、【半年に一回ぐらい】は、
家計のことを膝と膝を突き合わせるぐらいに、真剣に
共有する時間をもってはいかがでしょうか?■絶対に共有しておきたい2つのデータ
お金の家庭教師として、
通年でフォローをさせていただくお客さまも
少しずつではありますが増えてきました。まずはそれぞれ喫緊の課題から取り組んでいただくわけですが
それらの解決策が見えた後になると
将来来るであろうリタイア後の暮らしへの備えまで
話がすすんでいくことが多いです。そうした流れのなかで、早めに私からお伝えしたり
データのまとめをお願いすることが、つぎの2つです。1)世帯の貯蓄推移(直近~場合によって2年ほど前まで)
2)ご夫婦それぞれの年金受け取り予想額家計を共有する話し合いの場で
これらをご夫婦でまず共有することをおすすめしたいと思います。■家計改善の緊急度は1)、貯蓄の目標額は2)でわかる
家計が「赤字」か「黒字」か?
まずはここだけでも把握すべきなのですが
家計簿をつけるのはなかなか面倒なこと…。そこで、通帳記帳をすませていただき、
「預金残高一覧表」から、1)の把握をしてもらいます。そうすることで、
たとえば家計管理妻だけが把握していた
ここ数カ月の貯蓄激減現象が夫婦共通の課題に!50歳を迎える前はやや面倒な面もありますが
老後の暮らしを支える年金見込み額概算がわかることで
のんびりしていた夫も、
「いまから対策をうたないと、これは大変だぞ!」
とおしりに火が付きます。人間は「なぜ」「いま」それをする必要があるのか
理由がないと行動を変えられません。「わかっていても、なかなか家計は変えられない~」
ことがよくあること。だからこそ!!家計や節約に対する意識を
夫婦で同じ方向、同じ真剣度合いにするため
早くから、全体像・将来像をひっくるめた話し合いの場を
定期的に持っていただければと思います。家計管理にもセカンドオピニオンが必要なケースがあります。
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