【お客様の声】どう改善してゆけば良いのか混乱していました

こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの海老原政子です。

先日ご相談に来られた方から
とても前向きで素敵な感想をいただきました！

※お客様より掲載のお許しを得て公開しています

働き方の節目に客観的な家計アドバイスがほしい！

今回のご相談者は
配偶者から受け取る生活費とご相談者自身の給与収入と合わせて
家計をやりくりしていたものの、毎月収支はマイナス気味で
将来に対するご不安が大きい様子でした。

週3回のパート勤務からフルタイム勤務に変わる
働き方の“節目”にあったご相談者。
「家計の現状を把握し、客観的なアドバイスがほしい」
と来室されました。

家計収支を確認するまさに好機で
お越しいただけて良かったと思っています。

不安をそのままにしても
不安はなくならないどころか
大きくなりがちに……

仮に家計収支がマイナスであっても
逆に現状と向き合うことで得られる安心もあります。

家計不安という「お化け」を消すためには
目に見える「家計収支」を発見する必要があります。

私の家計相談では、面談日までにまとめていただく
「事前ヒアリングシート」というものがあります。

このシートは
「お化け（家計不安）」の身長・体重を図るツール、
「家計データ」に変える強力な助っ人となっています。

「事前ヒアリングシート」には、2つの目的があります。

●当日、具体的なアドバイスができるように状況を把握すること
●現預金残高を確認、毎月支出をまとめる過程で相談者の気づきを促すこと

それだけではありません。
「事前ヒアリングシート」には

●家計を毎月支出（固定費・変動費）と年間支出で捉え直すとどうなるか
●教育費に対してどういう考えをお持ちであるか
●定年時資産の大部分を占めるであろう「退職金」を押さえているか
●実家の状況から将来の課題はありそうか

など、ライフプランを考えるために必要な要素をちりばめています。

今回のご相談者は
「プライベート支出」と「家計支出」を分けて書き留めていらっしゃいました。

ただ、内容をうかがうと
「家計支出」が時に「プライベート支出」に入っているなど
ケースバイケースで管理していた結果、
お金の流れの全体像が見えにくい状況でした。

面談当日は、
現状のお金の流れを俯瞰する作業と
今後フルタイム勤務でその流れがどう変わりそうか
具体的に電卓をたたきながら一緒に確認する作業に時間を割きました。

どのように支出をコントロールするか
管理のイメージがわかない方によくおすすめする
「週間予算で生活費を管理」する方法の実践です。

週単位で家計支出を予算化し、
支出の明細は気にせず、支出額全体で管理するこの方法。

肝心の週間予算をどのように算出するか。
ここがキーなのですが、
そのプロセスをご相談者と一緒に紙にまとめていきました。

予算を1円残らず使い切ってもよいように
まず毎月の貯蓄を差し引いて考えます。

毎週どれくらい買い物をすればいいかは予算次第(笑)
手元のお金（もしくは予算から買い物した金額を引いた数字）を確認するだけのシンプル管理です。

買い物レシートもお持ちでしたので
具体的なマイルールを例示してアドバイスも行いました。

話しながら、手を動かしながら…
ご相談者の表情が明るくなっていくのがわかりました。

「家計支出」と夫婦それぞれの「プライベート支出」が
こんがらがった糸のようになる。
これは、多くの共働き世帯で起きうる課題です。

どこかのローン金融の口説き文句のようですが(笑)
そんなときは、やはり、おまとめして1本化!!

世帯全体のお金の流れをまとめる効果は大きいです。
現状を見渡すことができれば
その中で重点的に見直すべき部分、節約の目標額が見えてきます。

細かく管理せず、大雑把なほうが「ラクに」「続く」もの。
続いていけば、家計は変わります！
あなたらしい家計管理を見つけるお手伝いをこれからも続けていきたいですね。

前置きはこのくらいにして、家計相談後のご感想をご紹介させていただきます。

■お客様の声

ご相談のテーマ「家計やりくりと今後の働き方」

先日は大変お世話になりまして有難うございました。

家計をどうしたら良いのか、
暮らしをどう改善してゆけば良いのか、
今まではとても混乱していましたが、
現状を見ていただきながらアドバイスを頂け、
これからどうしてゆけば良いのか
かなりクリアになってきました。

相談させていただき、
とても前向きな気持ちになれました。
深く感謝申し上げます。

毎月の支出の記録、
アドバイスいただいたように続けて
まずはひと月の収支把握を目標に行います。
口座残高一覧表も活用させていただきます。

メルマガも拝読しながら、
より良い暮らしに出来るようお知恵をお借りいたします。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

※ご相談者からのご返信メールより（一部抜粋）

＞A様
お仕事に、家事にと
時間のやりくりが大変だと思います。
先取り貯蓄 ＆「ラクに」「続く」週予算管理法で全体の流れがつかめれば
不安もきっと小さくなっていくはず！

帰り際の、あの明るいお顔が
これからずっと続いていくことを祈っています。